緊張が高まるウクライナの首都キエフ 射撃訓練する市民「家族守る」 変わらぬ日常も

ロシアが国境周辺に10万人規模の兵力を展開するなど、緊張が高まるウクライナ。28日、首都キエフに入った記者が街の中心部を歩いた。

「バンッ、バンッ、バンッ」28日夕、ウクライナの首都キエフの住宅街。ビルの地下にある銃販売店「タクティカ」の射撃場で、20代の男性3人が射撃の訓練をしていた。いずれも軍人ではない。「ロシアの侵攻に備えるためだ」。クラブDJとイベント会社員の友人2人を誘ってきたコンサルタント会社員ユーリーさん(24)はそう話す。

 ロシアは昨年10月以降、ウクライナ国境に10万人規模の軍隊を展開。今月中旬には演習名目で隣国ベラルーシにも配置した。同国とウクライナの国境の長さは千キロを超え、ロシア軍とウクライナの「接線」はほぼ倍増。不安はさらに高まった。

https://www.asahi.com/articles/ASQ1Y6QG2Q1YUHBI01C.html

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