ダニエル・ラドクリフの新境地! 前代未聞の脱獄計画に挑んだ男たちの実話スリラー 映画『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』予告編

9月18日(金)、シネマート新宿、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国順次公開

 南アフリカ人のティム・ジェンキン(ダニエル・ラドクリフ)は、白人でありながら反アパルトヘイト組織「アフリカ民族会議(ANC)」の隠密作戦を行い、同胞のスティーブン・リー(ダニエル・ウェバー)と共に最高警備を誇るプレトリア刑務所に投獄される。

 ティム、スティーブンらは、自由と平等を手にするためにすぐに脱獄を決意する。彼らはさまざまな脱獄方法を模索し、最後に選んだ手段は、無謀とも言える木片を集めた鍵だった。看守の目を盗みながら、鍵を作っては解錠を繰り返し、徐々に出口までの鍵が完成していく一方、看守たちの監視の目は厳しさを増していく。そして、投獄から18ヶ月後の1979年、彼らは“鉄製”の扉を“木鍵”で突破を試みるー。

 本作は、強い意志とスリルに満ちた脱獄劇であるだけではなく、抑圧された者達の闘争であり、すべての人の平等を追求するために立ち上がった男たちの実話スリラー。本作で実在する政治脱獄犯ティム・ジェンキンという難役を見事に演じきったダニエル・ラドクリフは、「ハリー・ポッター」のイメージを払拭するかのように、武器を“杖”から“鍵”に変えて、新たな境地を開拓。

 共演には、Netflixドラマ『ザ・ダート モトリー・クルー自伝』のダニエル・ウェバー、『ハリー・ポッターと賢者の石』のイアン・ハート、今年映画化もされたオーストラリアドラマ『ミス・フィッシャーの殺人ミステリー』のネイサン・ペイジほか。

 日本版予告は、冒頭、当時のアパルトヘイト下の南アフリカの映像が流れ、本作が事実に基づかれた映画であることをアピール。ダニエル・ラドクリフ演じる主人公ティム・ジェンキンの姿が現れ、反体制派の活動によりティムらが刑務所に送られると、看守長からは裏切り者として「白いマンデラ」と揶揄される。

 収監後すぐに脱獄の意志を示すティムに対し、同じ組織の長老デニスは、「脱獄は不可能」だと制する。しかし、木片の鍵を作って脱獄することを思いついたティムらが、看守らの厳しい監視の中、さまざまな道具を駆使して脱獄の準備をする様子が映し出される。

 「前代未聞」「自由と平等のために」というテロップ、「絶対に諦めない」というセリフからティムの脱獄への強い意志が感じられるとともに、緊迫感のある音楽から非常にスリリングな映画であることがうかがえる。

 今回、政治脱獄犯を演じるダニエル・ラドクリフは、髭をはやし端正なスーツ姿、白いランニング姿、シャワーシーン、設計図を書いて木鍵を作る知的な姿など、ファンにとっては、ラドクリフのさまざまな表情、新たな一面を見ることができる。

監督・脚本:フランシス・アナン
脚本: L.H.アダムス、カロル・グリフィス
製作:デヴィッド・バロン、ゲイリー・ハミルトン
原作:ティム・ジェンキン「脱獄」(同時代社刊)
撮影:ジェフリー・ホール
編集:ニック・フェントン
出演:ダニエル・ラドクリフ、イアン・ハート、ダニエル・ウェバー、マーク・レオナード・ウィンター、ネイサン・ペイジ、スティーブン・ハンター

英=オーストラリア/英語/2020年/106分/シネスコ/映倫区分:G

原題:Escape from Pretori
字幕翻訳:安本熙生
後援:ブリティッシュ・カウンシル 配給:アット エンタテインメント

www.at-e.co.jp/film/escape/

(C) 2019 ESCAPE FP HOLDINGS PTY LTD, ESCAPE FROM PRETORIA LIMITED AND MEP CAPITAL, LP

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