オンラインセミナー:やんばるの森、辺野古の海は今(6/25)

https://www.foejapan.org/aid/henoko/210625.html

世界的にも重要な生物多様性に富む地域である沖縄本島北部が、世界自然遺産に登録される見通しとなりました。
IUCNは「国際的にも希少な固有種に代表される生物保全上重要な地域である」と評価しており、7月にも正式に登録が決定されることとなりそうです。
しかし、隣接する米軍北部訓練場を含むエリアではオスプレイ用ヘリパッドや道路が建設され、森林・淡水生態系を破壊しているのが現状です。今回の登録地には含まれませんが、このエリアこそ、重点的に保護すべき価値の高い生態系となっています。

今回の世界自然遺産の登録が持つ意味とは?

また、こちらも世界でも有数の生物多様性を誇る「命の海」辺野古・大浦湾。日本では絶滅の恐れが高い哺乳類のジュゴンを含め、絶滅危惧種 262 種を含む 5300種以上の生物が確認されていますが、米軍基地を建設するために埋め立てられつつあります。
調査や工事がはじまってから、ジュゴンの姿が見られなくなりましたが、昨年、沖縄防衛局の調査で、ジュゴンの鳴き声らしき音が確認されました。新型コロナウイルスの関係で工事が中断された期間に、この音は頻繁に確認されています。それにもかかわらず、工事は再開されました。

さらに、驚くべきことに、辺野古の米軍基地建設で環境対策を助言する環境監視等委員会の委員をつとめる茅根創・東京大教授らが、沖縄のジュゴンが「2019年に絶滅した」と記した論文を英科学誌に投稿したことが報道されています。

これらの問題について、継続的にウォッチされてきたOkinawa Environmental Justice Project の吉川秀樹さんおよび日本自然保護協会の安部真理子さんを迎え、オンラインセミナーを開催します。ぜひご参加ください。

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