STU48、船上劇場難航で“出航”延期 来年1月31日に「本当にごめんなさい」

AKB48の国内6番目の姉妹グループとして3月に誕生し、瀬戸内7県を拠点に活動するSTU48が、11月1日に予定されていたメジャーデビューシングルの発売日を約3ヶ月延期し、来年1月31日に変更することが18日、公式サイトで発表された。

 STU48は昨年10月に神戸で行われた『AKB48グループじゃんけん大会』で構想が明かされ、「今度の劇場は都市ではない」「瀬戸内7県を舞台にした船上劇場!!」「2017年夏、STU48出港!!」とサプライズ発表。瀬戸内海に面する兵庫・岡山・広島・山口・愛媛・香川・徳島の主要港を船で回りながら、船上で公演を行うことを明かしていた。

 公式サイトでは運営とキングレコードが連名でメジャーデビュー延期を発表し「延期理由としては、造船会社を含む関係各社とは打合せを重ねてはおりますが、現状、まだ船上劇場を発表できる段階ではなく、メジャーデビューするタイミングとして適当ではないと判断しました」と説明。「本作の発売をお待ち頂いておりますファンの皆様、また関係各位には、大変なご迷惑をお掛け致しますこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 また、キャプテンを務めるAKB48の岡田奈々は自身のSNSで「楽しみにしてくださっていた皆様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当にごめんなさい…」とお詫び。「劇場に関してはまだまだ先の話になってしまうのですが、それまでの間わたしたちに出来ることを精一杯やりたいと思います」とつづり、「疑問や質問等あったらキャプテンの私でも良いので、皆様からのご意見お待ちしてますね」と真摯にファンの声を求めた。

 従来のAKB48グループは、劇場公演で地盤を固めてからCDデビューしてきたが、STU48は劇場完成前にして11月1日にメジャーデビューすることを6月末の段階で発表。7月8日には早くもメンバー33人の中から選抜メンバーが発表され、劇場支配人兼メンバーのHKT48指原莉乃、前出の岡田を含む16人を選出、瀧野由美子がセンターを務めることが決定していた。

 デビューは延期となったが、9月29日の徳島公演を皮切りにスタートする『瀬戸内7県ツアー ~はじめまして、STU48です~』は予定どおり行われる。

オリコン

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事