<どこからともなくやって来る…厄介なコバエ>
春から秋に多く発生し、気温30度・湿度70%程度が好みとされるコバエ。
国内では主に4種類。種類によって好む場所も様々。生ゴミや排水口のヘドロ、観葉植物の腐葉土、アルコール好きもいる…飲みっぱなしで放置はNGだ。
侵入経路としては、網戸や換気口や新聞受けなど。どこからでも侵入して、繁殖する。そのスピードが…気温25度で、卵1日・幼虫4日・さなぎ4日で成虫に。成虫は初日から卵を産み、1回に数十個単位で産み付ける。
さらに年間30代も世代を重ねることができるので、放っておけない。
対策としては【生ゴミをこまめに捨てる】【キッチンやトイレ、お風呂をこまめに掃除する】ことが大切。
ちなみに、コバエにはあるトラップが効果的…それが『めんつゆ』
めんつゆ・水・洗剤を混ぜたものを置いておくだけなのだが、めんつゆの臭いでおびき寄せて、洗剤がまとわりついて逃げられなくするというもの。
----------
<コバエを寄せ付けない?生ゴミ処理のポイント>
【高温多湿と空気を遮断】
◆生ゴミの水分が空気に触れてしまうことで、臭いが発生。水をよく切って、すぐ片づける。野菜などは、三角コーナーではなく直接新聞紙の上で皮を剥いて、包んで捨てると良いそう。また、10センチ四方くらいに切った新聞紙や広告を、生ごみの袋に数枚一緒に入れて捨てることで、水分を吸収し臭いを防ぐ。
◆お菓子の袋を活用。透過率はポリ袋の1000分の1ほどと言われていて、臭いをしっかり通さないという。
◆温度・湿度が低い冷蔵庫へ。究極は冷凍してしまう事だが、冷凍庫に生ゴミを入れることにためらいも…しかし、商品化されていることがわかった。
大阪府の中西金属工業が作った『クリーンボックス』は、生ゴミやおむつを捨てるのに有効だという。マイナス11度でゴミを凍らせて、嫌な臭いを抑える。効果は、常温と比較して2万6000分の1に臭いを抑えたという。蔦屋家電オンラインストアなどで予約販売中。
powered by Auto Youtube Summarize