アメリカ国防総省は、アメリカ本土を通過した「偵察用」だとする中国の気球を大西洋上空で撃ち落としたと発表しました。
オースティン国防長官は4日の声明で「バイデン大統領の指示でアメリカ軍の戦闘機が中国により打ち上げられた気球の撃墜に成功した」と明らかにしました。
バイデン政権は、気球を撃ち落とした際の人的被害を考慮し、これまで撃墜を見送ってきましたが、気球がアメリカ領空内の大西洋上空に入ったことで「国民の命に過度な危険が及ぶことはない」と判断した形です。
オースティン長官は、中国側が「気象観測用」と主張する気球について「アメリカ本土の戦略的拠点を監視するために中国が使用していたものだ」と改めて述べ、撃墜の正当性を強調しています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
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