首都キーウに4月以来のミサイル攻撃 プーチン氏は長距離弾めぐり欧米けん制|TBS NEWS DIG

ウクライナ東部で激しい攻防が続くなか、北部にある首都キーウでロシア軍によるミサイル攻撃が行われました。キーウへのミサイル攻撃は4月末以来とみられます。

キーウ市長によりますと5日、市内の2つの地区でインフラ施設にミサイル攻撃があり、1人がけがをしたということです。

AP通信によりますと、キーウでミサイル攻撃による被害が出たのは、4月末以来です。一方、ロシア国防省は空中発射型ミサイルでキーウ郊外の工場にあった、東欧から供与された戦車などを破壊したと発表しています。

ロシア プーチン大統領
「それら(長距離ロケット弾)が供与されれば、これまで標的にしてこなかった対象を攻撃するために我々の武器を使用する」

こうしたなか、プーチン大統領はウクライナに長距離ロケット弾が供与されれば「これまで標的にしなかった対象を攻撃する」と欧米をけん制しました。

アメリカが供与を表明した高機動ロケット砲システム「ハイマース」に関しては、「どんな種類のロケット弾を供与するかによる」と強調。

そのうえで、ウクライナへの武器供与について「唯一の目的は戦闘をできるだけ長引かせることだ」と主張しています。

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