ウクライナ南東部マリウポリで、最後のとりでだった製鉄所からウクライナ軍の兵士の投降が続く中、ロシア政府は、これまでに959人の兵士が投降したと発表した。
アゾフスターリ製鉄所から投降しているのは、ウクライナ軍のアゾフ大隊の兵士らで、親ロシア派の兵士に持ち物検査を受けたあと、ロシア軍が制圧している地域にバスで移送されていった。
ロシア国防省によると、これまでに959人が投降し、うち80人が負傷兵だったという。
兵士らの移動先は親ロシア派の支配地域で、ウクライナ側は、ロシア兵捕虜との交換を速やかに行うよう求めている。
しかしロシアの下院議長は、「彼らは戦争犯罪者で裁判を受けなければならない」と述べ、引き渡しに難色を示しているほか、捜査当局も、兵士らに尋問する方針を明らかにしている。
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