映画作品を無断で短く編集した「ファスト映画」と呼ばれる動画によって著作権を侵害されたとして、映画会社やテレビ局など13社が男女3人に総額5億円の賠償をもとめる訴えを起こしました。
「ファスト映画」は、映画作品を著作権者に無断であらすじがわかるように10分程度に編集したもので、去年の業界団体の調査では、動画サイトでおよそ2000本が確認され、あわせて4億回以上視聴されていました。
こうした中、映画会社やTBSなどのテレビ局合わせて13社は19日、「ファスト映画」によって54作品の著作権が侵害されたとして、男女3人に対し、被害の一部、5億円の賠償を求める訴えを東京地裁に起こしました。
3人は刑事裁判では、去年著作権法違反の罪で有罪が確定しています。
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