前言を翻し・・・ロシア軍 ベラルーシから“撤収せず”(2022年2月21日)

 ウクライナの北側に接するベラルーシで行われている、ロシア軍との合同軍事演習は、20日に終了する予定でした。

 また、ロシア側は演習が終われば、部隊はロシア国内に戻るとしていました。

 しかし、ベラルーシの国防省は20日、ルカシェンコ大統領とプーチン大統領は「ウクライナ東部の情勢が悪化している」とし、演習終了後もロシア軍の部隊を現地にとどめることで合意したと発表しました。

 ウクライナ東部では、ウクライナ軍と親ロシア派の武装勢力との間で、戦闘が続いています。

 親ロシア派の武装勢力から砲撃を受ける、ウクライナ政府軍。

 19日、親ロシア派の攻撃で兵士2人が死亡し、4人がけがをしたとする一方で、こちらから手出しはしていないと主張しました。

 ウクライナ政府軍幹部:「ウクライナ軍は、民間人と兵士の命を救う必要がある場合を除いて、報復攻撃はしない」

 しかし、対する親ロシア派武装勢力の側も20日、「ウクライナ軍からの攻撃で、一般市民が犠牲になった」と発表。自分たちが被害者側だとアピールしています。

 欧米諸国は、ロシアがウクライナの親ロシア派支配地域に住む自国民保護を名目に、ウクライナに侵攻する恐れがあるとみて、警戒しています。

(「グッド!モーニング」2022年2月21日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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