ドイツで新型コロナウイルス感染者の致死率が低い理由について、現地の専門家は「大量の検査で感染者を早期に発見しているため」との見方を示しました。

 ドイツでは約4万人の感染者に対し、死者は229人にとどまっています。致死率は0.6%程度で、イタリアの10%、スペインの7%などに比べて低くなっています。この理由について、ドイツの専門家は「週50万件の検査による感染者の早期発見がある」と指摘しました。WHO(世界保健機関)も、パンデミックの抑え込みには都市封鎖などに加えて徹底した感染者の発見が必要だとしています。フランスではこれまで重症者や濃厚接触者らの検査に重点を置いてきましたが、範囲を広げて来週には一日最大3万件の検査ができるよう準備を進めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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