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✍ Tweet 来年公開「いのちの停車場」 女優吉永小百合(75)が、来年公開の映画「いのちの停車場」(成島出監督)で主演することが決まった。感動のヒューマン医療ドラマで、吉永は出演映画122本目で初の医師役に挑戦。新型コロナウイルスが蔓延(まんえん)し医療への注目が集まる今、吉永がスクリーンを通して“いのち”の大切さを問い掛ける。 今作は、現役医師で作家でもある南杏子さんの小説「いのちの停車場」(幻冬舎)が原作。今年5月27日の小説発売と同時に映画化も発表され、大きな話題となった。大学病院で救命救急医として勤めてきた白石咲和子(吉永)は石川県の実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤務。初めは戸惑いを感じるが、在宅医療だからこそできる患者や家族、“いのち”との向き合い方を見つけ出していく。 吉永は1959年公開の「朝を呼ぶ口笛」で銀幕デビュー。以来、主演を務めた「最高の人生の見つけ方」(2019年)まで121本の作品に出演してきたが、意外にも医師役とは縁がなかった。原作にほれこみ在宅医療を行っている診療所の医師や、大学病院の救命救急センター長に6月から指導を受けてきた吉永。今回、手術シーンはないものの患者に処置を施す場面もあり、役作りに並々ならぬ情熱を傾けている。 折しもコロナ禍の最前線で戦う医療従事者への称賛の輪が広がっている昨今。吉永自身も「幼いころ、身体が弱くて何度も入院し、素晴らしい先生に救(たす)けていただきました」と自身の体験を明かし、医師への感謝を忘れない。撮影を控え「今、私はどんなドクター像を作ることができるか、心が弾む毎日、しっかり準備します。医療関係の方々へ感謝の思いを込め、“生と死”をしっかり見つめる作品をみんなで力を合わせて作ります」と渾身(こんしん)の映画に仕上げようと力を込める。 原作の南さんは映画化と吉永主演に感激。「ベテラン女医ブームが来る―と確信しています」と断言した。 松坂桃李&広瀬すず、吉永小百合と初共演で「そわそわ」 咲和子を取り巻く主要な登場人物を豪華キャストが演じる。咲和子と同じ大学病院に事務員として勤め、咲和子を追い、まほろば診療所で働く青年・野呂聖二に松坂桃李(31)、診療所を支える訪問看護師・星野麻世に広瀬すず(22)、診療所院長・仙川徹に西田敏行(72)、咲和子 …
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