急速な「BA.2」置き換わり・・・都内で第7波の兆候は?(2022年4月5日)

 「BA.2」への置き換わりが進んでいるということなのでしょうか。東京で6968人の新型コロナウイルス感染が確認されるなど下げ止まりの傾向にあるなか、第7波への警戒感も高まっています。

 東京の新規感染者は6968人。第5波のピークとほぼ同じ水準を維持したまま下げ止まっています。

 都内の病院で運ばれているのは30代の男性です。オミクロン株の亜種BA.2に感染しました。

 小池都知事:「急速にBA.2という亜種に置き換わりが進んでおります」

 昭和大学病院・相良博典院長:「BA.1と比べて少し強い印象がある。倦怠(けんたい)感、頭痛、喉の違和感が強く出てきたり」

 第6波の収束を待たずに、第7波になだれ込むのでしょうか。

 後藤厚生労働大臣:「(Q.第7波に入ったとお考えでしょうか?)・・・」「(第6波の延長上にあるのか、第7波の入り口に立っているのか?)・・・」

 大臣からは明確な答えはありませんでした。

 神奈川県・黒岩知事:「このまま『第7波』というような大きな感染拡大状況になった時に、どうすべきなのか非常に戸惑っている。後藤大臣の方から明確な答えはありませんでした」

 今のところ、BA.2の割合が多いのは若年層。

 昭和大学病院では新人職員全員にPCR検査をしたところ、846人中23人が陽性でした。

 昭和大学病院・相良博典院長:「全くの無症状。全く症状がなくても感染している人がいることを認識する必要がある」

 無症状の若年層から家庭や職場などで他の年齢層に感染が広がった場合、現在、落ち着いている病床使用率も再び上昇に転じる可能性があります。

 昭和大学病院・相良博典院長:「今以上に入院しなければいけない人が増えてくる可能性がある。第7波に移行していく可能性はある」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事