第7波の予兆?発熱外来に「患者2倍」 “強い症状”BA.2「6か7割以上」(2022年4月1日)

 東京では1日、新たに7982人の新型コロナウイルス陽性者が判明。陽性者数の下げ止まりが続くなか、都内の発熱外来では2週間前に比べ、患者数が2倍に増えています。

 1日から新年度がスタート。各企業では新入社員たちの入社式が対面で行われました。

 楽天グループは700人の新入社員が集結。一堂に会するのは実に3年ぶりです。

 1日、東京都の新型コロナ感染者は7982人。「まん延防止等重点措置」の解除後は下げ止まりの傾向です。第7波へと転じるのでしょうか。

 都内の発熱外来では待合室に収まらないほど、患者がひっきりなしに訪れていました。

 いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:「週末土曜日くらいから来る患者が増えてきて、発熱外来がまたパンクしてきた」

 2週間前に比べ、患者が2倍に増えています。

 20代・患者:「下痢も家で何回もしている」

 激しい頭痛や喉の痛みを訴える20代の女性。

 院長:「この腫れ方はやっぱりオミクロン株。症状が強くてBA.2なのかなと思う」

 オミクロン株の一種で、感染力がさらに高いとされる「BA.2」。

 その置き換わりが進んでいるといいます。

 いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:「恐らく半分を超えて6割7割以上はBA.2になっているんじゃないかと」

 まん延防止等重点措置の解除は影響しているのでしょうか。

 20代・患者:「何人かで食事をしていて、そのうち何人かは陽性だった」

 いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:「『何人か』っていうのはすごい。いかに感染が広がっているかということ。数日から1週間の間逼迫(ひっぱく)してきたのは、“まん延防止措置”解除の影響もあるのかもしれない」

 診察中ぐったりとする9歳の男の子。

 院長:「まだワクチンを打ってないですもんね」

 父親:「はい」

 抗原検査の結果は「陽性」。去年9月に続く2回目の感染です。

 父親:「2回目子どもがかかっちゃうとどうなるのかなって」

 院長:「心配ですよね」

 子どもたちの感染拡大が懸念されるなか・・・。

 東京・狛江市では12歳から17歳の3回目接種について、空いた枠を活用し、接種券がなくても予約できるようにしました。

 狛江市新型コロナ予防接種室・池田優主査:「3月30日から予約を開始し、31日の夜時点で(あすの分は)予約が埋まっている。少しでも早く打ちたいという人が多いんだろうと」

 2日は埋まりましたが、7日は残り100人ほど空いているといいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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