うつ病診断基準から考える、特徴的なうつ病の症状【うつ経験者の臨床薬剤師が解説】

うつ病診断に使われる診断基準を参考に、うつ病の症状について簡単に解説しました。
治療に関わる立場でありながらも私自身ががっつりとうつ病の症状を体験しているので、今回はうつ病診断の診断基準となっている症状の解説をしつつ、私が実際に経験した症状も紹介しています。
どの症状からも最終的に行き着く結論は「死にたい」でした。
「死にたい」と思い続け、でも結果的に自殺しなかったのは運が良かったと思っています。

今回参考として使用しているDSM-5の診断基準は、実際にうつ病診断の際に一般的に使われるものですが、私が経験したリアルなうつ病の症状を一緒にお話しすることにより、うつ病の症状をいっそうイメージしやすくなっているのではないかと思います。

そしてもし、今現在うつ症状で辛い思いをしている方がこれを見ているとしたら、一言言いたい。
私自身も「死にたい」と考える程とても辛いうつを経験した。

「私はあなたの戦友です」と。
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【目次】
1:06 ◇うつ病診断基準の概要
1:59 ◇症状1. 抑うつ気分
2:28 ◇症状2. 興味・喜びの喪失
3:02 ◇症状3. 体重・食欲の変化
3:48 ◇症状4. 不眠・過眠
5:08 ◇症状5. 動作や考えが遅い、または焦燥
6:11 ◇症状6. 疲れやすい/やる気が出ない
6:46 ◇症状7. 自分が無価値と感じる・自分を責める
7:36 ◇症状8. 集中できない・決断できない
8:12 ◇症状9. 死にたい
8:40 ◇うつ病かな…? と思ったら
9:26 ◇まとめとして

「参考文献」
American Psychiatric Association (2013). Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, (5th ed). Arlington, VA: American Psychiatric Association.

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