毎週末に一般市民の軍事訓練 緊迫のウクライナ情勢

ロシア軍による軍事侵攻が懸念されるウクライナでは、一般市民による軍事訓練が行われているなど、緊張が増している。

山岸直人記者「市民を対象とした軍事訓練は、林の中の広い敷地を使って、かなり実践的な形で行われています」

ウクライナの首都・キエフ近郊では、毎週末に一般市民を対象とした軍事訓練が行われているが、29日はおよそ80人と、緊迫する状況とともに参加者が増えているという。

中には、初めて参加した人もいて、銃をかたどった木の板で訓練に臨んでいた。

参加者「実地訓練に参加するのは初めてです。私たちは兵士になるわけではなく、考え方や武器の扱い方、チームワークなどを身に付けたい」

訓練の指導係「現在の状況を見ればわかるとおり、隣国(ロシア)が私たちの平穏を脅かすので、私たちは常に訓練を行います」

一方、ロシア軍は、合同軍事演習のため、ウクライナの隣国・ベラルーシに新たに到着した車両などの様子を公開した。

ベラルーシとの国境からウクライナ首都・キエフまでは、わずか90kmしかなく、軍事的な緊張はさらに高まっている。

FNNプライムオンライン
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