またも説明の場に姿を見せませんでした。雲隠れする木下富美子都議(55)に対し、議会は改めて来週の委員会出席を強く求めています。
無免許で人身事故を起こして辞職勧告を決議された木下が要請を受けた委員会をまたも欠席。
委員長は語尾を強め、再び出席を催促しました。
議会運営委員会・小宮あんり委員長:「私たちは議員として辞職するべきだと、この決議をしているわけですから、そこを求めていきたいと思っています。ぜひ、来週24日にはご出席を頂いて私どもの考え方と木下氏の意見としっかりと図らせて頂きたい」
都議会側は18日、議会運営委員に木下都議を呼んで見解を尋ね、改めて辞職を求める予定でした。しかし、当人から「体調が再び悪化しため欠席する」とのメールが議会の事務局宛に届いたといいます。
まるで、都議会と木下都議の「いたちごっこ」。追及する委員会のメンバーも辟易(へきえき)とした様子です。
議会運営委員・西沢けいた理事:「逃げ得を許さないという姿勢を見せることが大事。(議会運営など)莫大(ばくだい)なお金が彼女によってかけられている。そういった事も認識してもらいたいですね」
議会運営委員・柴崎幹男副委員長:「24日にぜひ出てきて、議会運営委員会のなかで5会派からの質問にお答え頂きたい。『辞職』をご自身の口からきちっと言って頂きたい」
木下都議が7月の都議選後、初登庁したのは今月9日。 2度の辞職勧告決議や3度の召喚状にも応じず4カ月ぶりに公の場姿をみせたもの、有権者への説明は一切なし。それどころか、議員辞職しない意向を表明しました。
木下富美子都議:「説明の機会は改めて持ちますので・・・」「(Q.具体的には、いつごろ)・・・」
その翌日、都内のホテルに身を隠していた議員に説明を巡る真意を確認すると・・・ 。
木下富美子都議:「(Q.きのうですべての説明責任を果たしたと)いえ、すべてとは申しておりません。後ほど、ご説明申し上げると申し上げている」
外出したばかりなのに踵(きびす)を返してホテルに逆戻り。
木下都議が所属する公営企業委員会は今月9日、一部の議員から辞職しないことに疑問の声が上がり、開催が見送りになる異例の事態となっていました。
改めて18日、同じ委員会が開かれると・・・。
公営企業委員会・大山とも子委員長:「信頼を失墜している。皆で『辞職をしなさい』『した方がいいですよ』と議会の意思として出している。(辞職勧告を)2回も挙げられている。本当に重く受け止めてもらわなければいけない」
いつまで議会欠席を続けるつもりなのでしょうか。
次の都議会定例がある12月まで在職すれば冬のボーナスおよそ200万円が満額支給される予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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