18歳以下の子どもを対象に所得制限なしで現金10万円を一律給付する新型コロナウイルスの支援策について、来週にも公明党が自民党との協議を本格化させることが分かりました。
選挙期間中、公明党の山口代表が繰り返し訴えていたことがあります。
公明党・山口那津男代表:「未来応援給付を提案しております。未来応援給付を訴えております。未来応援給付をやります」
「未来応援給付」。それは0歳から18歳までの子どもに一律10万円を配るというもの。
与党・公明党が衆院選を前に新たに打ち出した公約です。
この10万円給付について、北側副代表は・・・。
公明党・北側一雄副代表:「お子さんの卒業とか入学とか、そういうシーズンもすぐやってくる。経済的に非常にお金が必要な時に現金として給付をしていくのが一番、適切」
現金給付という考えです。
また公明党は所得の多い、少ないは関係なく配るとしています。
公明党・山口那津男代表:「(Q.一律に困っていない家庭の子どもにまで配る必要があるのかどうか)所得で子どもを分断しないということが大事だと思います」
対象はおよそ2000万人に上る見通しで、財源は2兆円ほどが見込まれています。
公明党は来週にも自民党との協議を本格化させる方針です。
鈴木俊一財務大臣:「(Q.18歳以下の子どもに、所得制限なしに10万円一律で支給はバラマキでは?)色々な考えがあると思います。財政規律をしっかり守るという観点を入れて今後、与党内で調整が進んでいくのではないかと」
地方創生少子化対策担当・野田聖子大臣:「これは岸田総理もそうですし、与党公明党の方々も様々な提案を出しているところで調整中です。私個人の思いとすると、子どもに関してだけはバラマキという言葉を使ってほしくないなと」
バラマキか、そうでないか。受け取り方は立場によって様々です。
子どもは2歳・30代の母親:「(給付金は)ありがたいですね。幼稚園とか来年4月から入るので、そうすると色々と必要なものも出てくるし」
子どもは30歳・60代の夫婦:「バラマキだと思いますね。一律っていうのが、本当に困っている人に配るのなら、分かりますけど・・・」「(Q.お子さんは?)「おります」「今年30歳です。もう独立して」
子どもは7歳と4歳・40代と30代の夫婦:「(子どもが)習い事とか、やっぱりやりたいということは、なるべくやらせてあげたいですし。出費は多くなってきていますけど、給付金とか、もらえるならもらいたいところですけど、その財源が逆に不安で・・・」
また、公明党はマイナンバーカードを持つすべての国民を対象に3万円相当のポイントを付与することも検討しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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