【5度目の挑戦】『石破新総裁』誕生までの軌跡「夢はあきらめちゃいけない」 29歳で衆院議員に初当選 自民党を離党の過去も(2024年9月27日)

自民党の新総裁に選出された石破茂氏について振り返ります。

 1986年の衆議院議員選挙、“29歳の若者”が初めて国政選挙に挑戦しました。これが石破新総裁の政治家としてのスタート。当時の鳥取全県区でギリギリの4位で初当選を果たします。

 (石破茂氏※当時29歳)「全県歩いてきましたし、やっぱり人知れぬ苦しみ悲しみがあるはずなんです。それをこれから先も歩いていって、それを中央にぶつけたい」

 全国最年少の衆議院議員は、その後、12回連続で当選を重ねます。しかし、そのうちの2回は自民党公認でなく無所属で選挙を戦いました。

 (石破茂氏※1993年)「誰がわびたか、誰が責任を取ったのか、いい加減な政治でいいはずがない」

 1993年、なかなか政治改革に腰をあげない当時の宮沢内閣に対し、自民党でありながら内閣不信任決議案に賛成。このペナルティとして選挙では党の公認を得られませんでしたが、この行動がかえって多くの人の支持を集め、鳥取全県区の史上最多の得票でトップ当選します。この選挙で非自民の連立政権が誕生し、自民党は政権の座から転落。

 石破さんは、連立政権の選挙制度改革案に賛成票を投じ、自民党を離党。その後、新生党、新進党に参加しますが、1996年の衆議院選挙直前に新進党を離党し、再び無所属で立候補しました。

 (石破茂氏※1996年)「今回私はいろいろなご批判を受けながら、いろいろなご指弾を浴びながら無所属で立候補いたしました」

 初めて小選挙区となった鳥取1区で当選し、選挙の半年後に自民党に復党した石破さん。2002年、防衛庁長官として初入閣。2008年、総裁選に初めて立候補しこれまでに4度挑戦してきました。4年前、菅義偉元総理に敗れた選挙を前に、MBSの番組に出演した際、「思うような結果が得られなかった場合、次の総裁選に出馬する意志は現段階であるか?」と問われると…

 (石破茂氏※2020年9月)「それは結果を見なきゃいけない。夢はあきらめちゃいけない。政治が感動を起こさなければいけない。有利だからやる、不利だったらやらない、それは私の生きざまではありません」

 5度目の挑戦にして石破新総裁が誕生。果たしてどんな“日本の未来”を築いてくれるのでしょうか。

▼MBS NEWS HP
https://www.mbs.jp/news/

▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1

#MBSニュース #毎日放送 #自民党 #総裁選 #新総裁 #石破茂 #決選投票 #小選挙区 #鳥取1区

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事