中国の刑務所から脱獄した後に拘束された北朝鮮からの脱北者の男を巡り、中国外務省は「法にのっとり人道主義の原則で処理する」と述べました。
北朝鮮から脱北し、中国の吉林省で拘束された朱賢健容疑者（39）は先月、刑務所から脱獄し逃走を続けていましたが、28日に再び身柄を拘束されました。
中国外務省は29日の会見で、「詳しい状況を把握していない」としたうえで、「脱北者は経済問題が原因であり難民ではない」と主張しました。
そのうえで、「中国は一貫して違法入国した北朝鮮人を法にのっとり人道主義の原則で処理している」と述べました。
朱容疑者は出所後に北朝鮮へ強制送還される予定だったとされ、SNS上では「彼は生きるためにやっただけだ」「かわいそうだ」などと同情する声も上がっています。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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