
滋賀県で、保護司の男性が更生支援を担当している保護観察中の男に殺害される事件がありました。県内で保護司として活動している人はどう受け止めたのか、取材しました。
保護司の深谷成信さん(62)。新潟市議会議員を務める傍ら、保護司として6年間活動しています。
■深谷成信さん(62)
「非常にショックですよね。本当に熱心に愛情をもって担当の方と向き合っている先生だったようですから。」
滋賀県大津市で保護司の男性が殺害された事件で、逮捕されたのは男性が更生支援を担当していた保護観察中の男でした。
■深谷成信さん(62)
「この1件が今後イメージとして、新しく入る方も、今やっている方も、やはり行き過ぎるとこういうことがあるんじゃないかということがどうしても想像されますので。」
執行猶予中や刑務所を仮釈放され保護観察中の人など、罪を犯した人の立ち直りを支援する保護司。月に2~3回ほど面談を行い、生活環境についてや就職先の相談に乗ります。報酬はなく、非常勤の国家公務員です。
■深谷成信さん(62)
「犯罪のプロフェッショナルでもなければ専門的なことを学んでいるわけでもないので、足りない部分も当然あるのかとは思うが、信頼関係が作れるようにということを気を付けてやりたいと思っている。」
県内の保護司は、8割以上が60歳以上で、今後は担い手不足も心配されています。国は、報酬を支払うようにするかなど、保護司制度の見直し案を秋をめどにまとめる方針です。
2024年6月12日放送時点の情報です。
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