アジア系住民に対する憎悪に基づく犯罪、いわゆる「ヘイトクライム」が相次ぐアメリカ・ニューヨーク。今度は、人目の多い路上で事件が起きました。
これは５月３１日、マンハッタンのチャイナタウンの路上にある防犯カメラが捉えた映像です。画面右側から歩いてきた女性が、突然、男に顔を殴られ、路上に座り込んで動かなくなってしまいました。
地元メディアによると、被害者は５５歳のアジア系の女性で、病院で治療を受けていますが命に別状はないということです。
殴った男は、その場で取り押さえられましたが精神的な疾患を抱えている可能性もあり、現在、診断を受けているということです。今回の事件について、ニューヨーク市警は、「ヘイトクライム」対策の専門チームを投入して捜査しています。
アメリカでは、新型コロナウイルスの感染拡大以降、日本人も含むアジア系住民への暴行や嫌がらせが後を絶たず、深刻な問題となっています。（01日15:40）
#ヘイトクライム #新型コロナウイルス #アメリカ
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