台風5号が東北の太平洋側に上陸する可能性が高くなっています。線状降水帯が発生する恐れがあり、厳重な警戒が必要です。
台風5号は、東北の東の海上を時速15キロと比較的遅い速度で北北西に進んでいます。
すでに、海は波が高くなっていて太平洋沿岸に波浪警報や暴風警報が出されています。
また、岩手県内では1時間に20ミリを超える強い雨を観測しています。
台風はこの後も北上を続け、12日の午前中には岩手県、または宮城県付近に上陸する可能性が高まっています。
その後、北を横断して、13日には日本海に抜ける見通しです。
東北では、平年の8月1カ月分を上回る雨が降ると予想されています。
青森県、岩手県、宮城県では11日夜から12日午前中にかけて線状降水帯が発生して、さらに雨量が増える恐れがあります。
土砂災害や河川の増水、暴風などに警戒が必要です。
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