海上自衛隊の複数の隊員が、潜水作業に従事した隊員に支給される手当を、実際には潜水していないのに不正に受け取った疑いがあることが9日、防衛省関係者への取材で分かった。総額は数千万円に上るとみられ、海自は近く数十人を処分する方針。海自では不祥事が相次ぐ異常事態となっており、批判が高まるのは必至だ。海自はまた同日、4月に伊豆諸島の鳥島東方海域で海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター2機が衝突して墜落し、乗員計8人が死亡した事故で、乗員による見張りが不十分で2機が互いの距離を誤認した可能性があるとする調査結果を公表した。
powered by Auto Youtube Summarize