【逮捕から3年】“紀州のドン・ファン”元妻  別事件で法廷に  殺害事件は公判のメド立たず

“紀州のドン・ファン”と呼ばれた会社社長に対する殺人などの罪で起訴された元妻。その裁判は、逮捕から3年がたったいまも、初公判のメドすら立っていません。10日、その元妻が別の事件の裁判に出廷し、3年ぶりに姿を見せました。

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   ◇

その裁判の冒頭…

裁判長
「名前は?」

須藤被告
「須藤早貴です」

裁判長
「住所は?」

須藤被告
「今はありません」

聞き取れないほどのか細い声で裁判長の質問に答えた須藤早貴被告(28)。「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助さんが生前、「最後の女性」と語っていた元妻です。

2人の年の差は、当時55歳。結婚してわずか3か月後に野崎さんを殺害した罪に問われています。

野崎さんが亡くなったのは、和歌山県田辺市の自宅でした。

読売テレビ 西山耕平(和歌山・田辺市 10日)
「亡くなってから6年がたちました。このように松の木も、大きく道路側に出てきてしまっていますし、中の様子を見てみますと、いろんな植物が生い茂っているような感じがします」

世間を騒がせたのは、6年前。須藤被告には、当初から疑惑の目が向けられていました。逮捕されたのは、事件から3年後のことでした。

記者(2021年)
「元妻の女が捜査員につれられて階段をおりてきました」

この時以降、公の場に姿を見せることはありませんでしたが、10日に須藤被告を乗せたとみられる車が裁判所へ。野崎さんとは別の事件の裁判が行われたのです。

黒のスカートに黒のカーディガン。腰まで伸ばした長い髪を揺らし、法廷に現れた須藤被告。逮捕前と比べると“少し痩せた”様子でした。

   ◇

逮捕から3年。取り調べでの認否はこれまで明らかにされておらず、野崎さんを巡る事件の初公判のメドは、いまだたっていません。

専門家は、裁判が始まるまでの期間について…

元東京地検特捜部副部長 若狭勝弁護士
「殺人という事件だと、弁護団、検察側で鋭く対立することがあるので、裁判員裁判が始まるまでに期間がかかるということはあります。弁護人と検察官で何を争点とするのかということについて、非常に細かい協議が裁判所のもとで(何度も)行われる」

ただ、逮捕から3年たっても裁判が開かれないのは、“長い”と指摘。その理由として考えられるというのが…

元東京地検特捜部副部長 若狭勝弁護士
「分からないことが多くある事件。弁護団とすると徹底的に争うという姿勢を抱いているんだと思う」

裁判はいつ開かれるのでしょうか。
(2024年5月10日放送「news every.」より)

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