アメリカのバイデン大統領が、副大統領時代の機密文書を自宅などに持ち出していた問題で、特別検察官が「記憶力の乏しい高齢者」と指摘し、訴追を見送った。
特別検察官は8日、バイデン大統領の機密文書持ち出しに関する報告書を発表した。
その中で、“バイデン氏はいつ副大統領だったか覚えておらず、2015年に亡くなった子どもの命日を覚えていなかった”などとして、「記憶力に著しい限界があるように思われた」と指摘し、訴追を見送ったことを明らかにした。
バイデン大統領「わたしは高齢者だが、自分が何をしているかわかっている」
一方、アメリカ大統領選挙に向けた共和党の候補者レースの第3戦でも勝利を確実にしたトランプ氏。
このトランプ氏に大統領選の立候補資格があるのかを問う裁判が8日、連邦最高裁判所で開かれた。
判事からは、資格をはく奪する動きに対し懐疑的な発言が相次いだことから、出馬を容認する可能性が高まっている。
連邦最高裁の判断は、予備選挙が集中する3月5日のスーパーチューズデー前にも出る見通し。
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