能登半島地震 半島の先端部、石川・珠洲市狼煙地区は孤立状態続く 孤立人数も把握できず

石川県の能登半島地震は、生存率が下がるとされる「発生から72時間」が迫る中、行方不明者の捜索活動が続いている。

安否不明者は4日午前に増え、51人となった。

最大震度7が観測されたのは、1日午後4時10分で、これまでに石川県内では78人の死亡が確認されている。

石川・穴水町上空から、テレビ静岡・小松建太アナウンサーが中継でお伝えする。

能登半島の先端部分にあたる石川・珠洲市の狼煙(のろし)地区の上空からは、道路にひび割れができていたり、小舟が打ち上げられていたり、広範囲にわたって被害の様子が確認できる。

4日午前11時30分現在も、珠洲市と輪島市で孤立している集落が多く残されていて、少なくとも690人が孤立している。

なお、この狼煙地区については現在も孤立している人数が把握できておらず、この690人には含まれていない。

また、観光客が取り残されている可能性もあり、県が実態の把握を急いでいる。

こうした人数が把握されていない集落はほかにもあり、実際にはさらに多くの人が助けを待っているとみられる。

一刻も早い安否の確認が求められる。

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