南海トラフ巨大地震が想定されるエリアで、異常な現象が起き、気象庁が巨大地震につながる可能性があるか調査を始めるとの想定で、訓練が行われました。
気象庁地震火山技術・調査課 中村雅基課長「和歌山県南方沖を震源とするM7.8の地震により、南海トラフ地震発生の可能性が相対的に高まったかについて評価を行う」
訓練では、和歌山県南方沖でマグニチュード7.8の地震が起きたため、気象庁が、今後マグニチュード9クラスの南海トラフ巨大地震の発生につながる可能性があるか、専門家を集めて調査するというシナリオで行われました。
気象庁は、静岡から日向灘までのエリアで、マグニチュード6.8以上の地震が起きた場合や、地下で「ゆっくりすべり」と呼ばれる異常な変化を観測した場合には臨時の情報を出して調査を行い、日頃からの備えを再確認するよう呼びかけることにしています。
(2022年2月7日放送より)
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