中東のイスラエルと、パレスチナ自治区のガザを実効支配するイスラム組織「ハマス」による大規模な戦闘が続いており、双方の死者は600人以上にのぼっている。
ハマスは戦闘員がイスラエル領に入ったほか、ロケット弾による攻撃を続けている。
地元メディアは、少なくとも350人のイスラエル人が死亡、1,864人が負傷したと伝え、“「ハマス」が兵士や市民、数十人を人質として連れ去った”という。
一方、イスラエル軍はガザ地区を空爆し、高層ビルが倒壊するなどしていて、これまでに313人が死亡、1,990人が負傷している。
イスラエルのネタニヤフ首相は「ハマスの能力を破壊する」と宣言していて、今後、地上部隊による侵攻が行われる可能性もある。
一方、国連は、ハマスによるイスラエルへの攻撃について対応を協議するため、8日、安全保障理事会を非公開で開催する予定。
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