北九州市で２６日、生後１０カ月の赤ちゃんが大型商業施設の駐車場に止められた車の中で死亡した事故で、死因は熱中症や脱水症状の可能性が高いことがわかりました。
警察や消防によりますと、２６日午後０時半すぎ、北九州市八幡西区のコストコホールセール北九州倉庫店の駐車場で、車内から生後１０カ月の中山喜寿生ちゃんが心肺停止の状態で見つかり、その後死亡しました。
北九州市内は２６日、最高気温３２．９℃の真夏日でした。
司法解剖の結果、死因は特定されませんでしたが、車はエンジンを切り窓も閉められた状態だったとみられ、熱中症や脱水症状を起こした可能性が高いということです。
両親は、喜寿生ちゃんら子ども３人と知人の合わせて６人で訪れ別々に買い物中で、「相手が連れていたと思った」「会計後、フードコートで合流していないことに気づいた」と話しているということです。
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