バイデン米大統領、アルカイダ指導者の殺害を発表 「正義をもたらした」

アメリカのジョー・バイデン大統領は1日、武装勢力アルカイダの指導者アイマン・アルザワヒリ容疑者(71)をドローン攻撃で殺害したと発表した。

2001年9月11日の米同時多発攻撃の首謀者の1人とされるアルザワヒリ容疑者は、アフガニスタンの首都カブールで、米中央情報局(CIA)による対テロ作戦で死亡したと、バイデン大統領は説明した。

アルカイダ創設者のオサマ・ビンラディン容疑者が2011年に米軍に殺害されて以降、アルザワヒリ容疑者がアルカイダを率いていたとされる。

バイデン大統領は、容疑者が「アメリカ市民に対する殺人と暴力の痕跡を切り刻んできた」として、「今や正義がもたらされ、このテロリスト指導者は亡き者となった」と述べた。

バイデン氏はその上で、アルザワヒリ容疑者の殺害が、同時多発攻撃の遺族にとって重要な区切りとなるよう願うとも述べた。

「どれだけ長くかかろうとも、どこに隠れようとも、我が国の人間を脅かすなら、合衆国はお前たちを見つけだして、排除する」と大統領は強調し、「この国と国民の防衛について我々は決して揺らいだりしない」と述べた。

これに対して、アフガニスタンで政権を握るタリバンの報道官は、アメリカの行動は明らかに、国際法の原理原則を侵害するものだと非難した。

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