【後編】神保謙氏 世界のパワーバランスの変化と日本の外交・防衛政策

慶應義塾大学准教授 神保謙氏「世界のパワーバランスの変化と日本の外交・防衛政策(後編)」

冷戦の終焉と9.11、新興国の経済成長の時代を迎えて、世界のパワーバランスはこれまでの常識が通用しないほどの変化の局面を迎えている。新たに台頭してきたプレーヤーの中で存在感を示すために、日本の外交・防衛戦略は今後20年、30年いかにあるべきか。後編では、アジアの状況、日本がとるべき外交安全保障政策について問題提起する(視聴時間:42分32秒。肩書は2011年5月9日登壇当時のもの)。

2011年5月9日 於 グロービス経営大学院東京校

・厳しい対峙をしているところこそ戦争が起きないもの
・アジアの共産主義が生き残ったのは、独立運動、建国と深く結びついているから
・アジアはイシューベースの安全保障協力を各地に展開している
・いまや、中国の安全保障協力は世界第2位、孤立は過去の話
・日本のPKOは38名、対する中国は2700名。日本の貢献度はこれだけ低い
・新しいパワーを持った国々をできるだけ日本の仲間にする努力を
・アジア太平洋地域において、安全保障構造を形成すべき
・日本の防衛力の役割の多角化を目指せ
・20年後、30年後の姿を勇気を持って受け入れる努力を

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