札幌ススキノのホテルで頭部が切断された男性の遺体が見つかった事件で、警察は7月24日、29歳の女と医師で59歳の父親を死体遺棄などの疑いで逮捕しました。
札幌中央署 菊地 健司 署長:「被疑者両名は共謀の上で札幌・中央区のホテルの一室において、刃物様の凶器を用いて被害者の頸部を切断し、離断した頸部を領得し、不詳の場所まで運搬した」
逮捕されたのは札幌市厚別区の職業不詳、田村瑠奈(るな)容疑者(29)と、父親で医師の田村修容疑者(59)です。
警察によりますと2人は共謀の上、7月1日から2日未明にかけて、札幌ススキノのホテルで恵庭市の62歳の会社員の頭部を切断し持ち去ったとして死体遺棄や損壊などの疑いが持たれています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
被害者の男性と一緒にホテルに入り、犯行後、1人でホテルを出たのは瑠奈容疑者とみられていて、捜査の状況などから、警察は瑠奈容疑者の犯行前後に父親の修容疑者が車で送り迎えなどした可能性もあるとみて捜査しています。
また現場からなくなっている男性の頭部などは現在捜索中です。
瑠奈容疑者と男性は知り合いで、警察は殺害にも関与したと見て調べる方針です。
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