日本大学のアメリカンフットボール部員が逮捕された事件で、緊急理事会が7日に日大本部で行われた。8日午後3時から開かれる林真理子理事長らの記者会見を前に、話し合いが行われたものとみられる。
■告発文に「寮で大麻を吸っている…」
日本大学本部で緊急理事会が開かれたのと同じころ、関東学生アメフト連盟は7日付で規律委員会を設置したことを発表した。悪質タックル問題が起きた5年前と同じ対応が取られることになる。
日本大学アメフト部の寮で覚醒剤成分の入った錠剤と乾燥大麻を所持したとして逮捕された北畠成文容疑者（21）。警察は、北畠容疑者が少なくとも去年から大麻を使っていた可能性があるとみて調べている。
先月になって日大や関東学生アメフト連盟などに送られた告発文には「昨年、寮で大麻を吸っている上級生のチームメイトがいる」という内容が書かれていたという。
さらに「大学が調査しましたが、退部・退学させず大学の懲戒委員会にもかけなかった」とも書かれていた。
■林理事長 何をどこまで知らされていた？
告発文の内容について、日大は「会見の対応に追われて回答できない」としている。
日大・林理事長：「違法な薬物が見つかったということは、一切ございません」「（Q.大学側が寮から大麻を押収したということは？）それはないんです」「（Q.大麻以外の薬物を含めてない？）違法な薬物は確認されてないと、私は聞いております」
北畠容疑者が逮捕される前の今月2日、報道陣に対してこのように応じていた林理事長だったが、この時点で何をどこまで知らされていたのだろうか。
日大は8日午後3時から、林理事長自らが会見を行う。
（「大下容子ワイド！スクランブル」2023年8月8日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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