台風6号“災害級大雨”警戒 線状降水帯発生の可能性

自転車より遅いスピードで進む台風6号。
鹿児島県の奄美地方を暴風域に巻き込みながら北上を続けている。

強い風が吹き横殴りの雨が降り続く奄美市内では、街路樹が折れ、倒れていた。

7日午前9時53分には、最大瞬間風速25.3メートルを観測。

強風の影響だろうか、ボロボロになった傘をさして歩く人もいた。

台風6号の影響で、多くの海の便、空の便が欠航。

特に海の便は、7月30日を最後に欠航が続いていて、長期間足止めされている人もいる。

また、台風の影響で商品が入荷せず、スーパーマーケットでは、生鮮食品を中心に品切れの状態になっている。

客「きのうから完全に空になりましたね。困ってます」、「すごくものがなくなっていて、閉店セールかなって思うくらいでびっくりしてます」

雨雲レーダーを見てみると、台風6号が奄美地方の東を進んでいる影響で、奄美地方は午前0時から常に雨雲がかかっている状態となっている。

24時間の予想雨量は、奄美地方と九州南部で300mmとなっていて、8日の午前中にかけ、線状降水帯が発生する可能性があり、厳重な警戒が必要。

一方、6日に台風6号が最接近した沖縄県では、名護市の道路が冠水し、軽自動車が水没した。

救助に向かった人がバックドアを開けると、中から出てきたのは高齢の男性だった。

強い雨と風の中、助け出される男性。
何とか車から出ると、腰まで泥水に漬かりながら、その場を離れた。

その後、地元の消防隊員が駆けつけ、男性は保護されたという。

台風6号は、8日から暴風域をともなったまま九州にかなり接近するとみられ、警戒を呼びかけている。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事