幼い兄弟”放置”の男に有罪… 懲役1年6か月も「立ち直りの機会が必要」執行猶予3年 釧路地裁 (22/09/12 20:20)

北海道釧路市で、幼い子ども2人を自宅に放置したとして、保護責任者遺棄の罪に問われている男の裁判で、釧路地裁は9月12日、懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

 起訴状などによりますと、阿部光浩被告(35)は2022年6月、パチンコをするため当時19歳の元妻と外出し、生後4か月と2歳の兄弟を半日以上自宅に放置した、保護責任者遺棄の罪に問われています。

 帰宅後、4か月の赤ちゃんは意識不明の状態で見つかりその後、死亡しました。

 9月12日の判決で釧路地裁の石川貴司裁判官は、「動機はパチンコをしたいというもので、くむべき事情はない。過去にも置き去りを繰り返していた」と指摘。

 一方で反省しており「今回に限り立ち直りの機会が必要」として、阿部被告に懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

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