新型コロナの5類移行から1か月 乳幼児の夏風邪「ヘルパンギーナ」の感染が1か月で約4倍に 「充分な睡眠と水分補給を」

今、小児科の病院では風邪の症状を訴える子どもが増えているといいます。

その理由とは一体、何なのか?
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行して、ちょうど1か月。

徐々にコロナ禍前の生活が戻りつつあります。

そんな中、きょう(6月8日)名古屋市内の小児科に伺うと…。
(みわた小児科 三輪田博介院長)
「熱を出す子どもが多くなってきて、5月中旬から現在に至るまで急激に増えている印象」

発熱などの症状で来院する患者の数は、5月までの約1.5倍に増加しているといいます。
国立感染症研究所によりますと、乳幼児の夏風邪の代表ともいわれるウイルス性の感染症 =「ヘルパンギーナ」の感染報告数は、4月終わりまで1院あたり1週間で0.33人だったのが、5月終わりには1.33人と約4倍になったということです。
喉(のど)の発疹と発熱の症状で、8日朝に受診した4歳の男の子も、いわゆる夏風邪と診断されました。

(4歳男児の親)
「おととい、弟が(夏風邪に)かかってしまった。弟が保育園からもらってきて、それを兄がもらって」

また、2歳の女の子も「夏風邪」と診断されました。

(2歳女児の親)
「すごい流行っていて、通っている保育園の子どもが10人ほどだが、(お休みが多く)娘を含めて日々3人くらいしかいない」
このように子どもたちの間で今、広がっている理由を三輪田院長は…。

(みわた小児科 三輪田博介院長)
「(季節性の感染症に)対する免疫がないまま約3年間生きてきたから、獲得免疫が少ないということはあるかもしれない」
感染が広がることは致し方ないといいますが、熱が長引いたり、ぜんそくの症状が出て入院が必要となる場合もあり、油断禁物とのこと。
(みわた小児科 三輪田博介院長)
「熱が出たら早めに、みせてもらいたいのと。(普段は)しっかり寝て、水分をしっかり取って、元気な状態を保つことが大事」

コロナが5類に移行したあと、感染症の広がり方が、これまでにない状況を見せているのは確かなようです。

詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/533225

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