わなにかかったクマに猟友会の男性が襲われけが 命に別条なし<岩手・一関市> (23/05/28 18:45)

5月28日朝、岩手県一関市の山林でわなにかかったクマを駆除しようとしていた73歳の男性が、このクマに襲われ、けがをしました。

28日午前9時半ごろ、一関市大東町の山林で73歳の男性から「クマに襲われた」と消防に通報がありました。
警察によりますと、男性は右手を噛まれたほか、頭をひっかかれ病院に運ばれましたが、意識はあり命に別条はないということです。

男性は猟友会に所属していてイノシシ用のわなにかかったクマを猟銃で駆除しようとしたところ、クマが暴れて、わなが外れたということです。
クマは体長約1.2メートルの成獣とみられ、別のメンバーに駆除されました。
県内ではクマの人的被害が相次いでいることから県は、26日「ツキノワグマの出没に関する警報」を出して警戒を呼び掛けています。

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