長野県で4人が死亡した猟銃、立てこもり事件。愛知県で登録されている4400丁の猟銃はどのように管理されているのか取材しました。
「あってはならないことだと思うので、同じ所持者とすると許せない」(愛知県の猟友会に所属 清水潤子さん)
愛知県豊田市でジビエカフェを営む清水潤子さん。
狩猟免許を持ち、ハンターとしてイノシシなどの害獣駆除にあたっています。
猟銃の管理には、特に気を使っているといいます。
「(保管のロッカーは)壁固定が基本なので壁に穴開けて留めています。(銃本体を)持ち出せないように チェーンを張っている」(清水潤子さん)
射撃の技能検定、精神科医の診断書、3年ごとの更新など厳格なルール
愛知県警によりますと、猟銃の所持は狩猟や害獣駆除などの目的に限られています。
猟銃所持の許可を得るためには、公安委員会が主催する講習や射撃の技能検定を受ける必要があります。
警察が犯罪歴の有無、暴力団関係者ではないか調べ、精神科医の診断書も必要です。
さらに、銃と銃弾は分けて保管することや銃弾の使用実績の申告、3年ごとの更新など厳格なルールが定められています。
愛知県内の猟銃は4400丁、狩猟者は1800人と減少
愛知県内の猟銃の数は10年前に7400丁。2023年2月時点で4400丁と大きく減少し、2400人いた狩猟者の数も10年で1800人に減っています。
「本人の気持ち次第。本人がきちんと銃とは何か、何に使えるのかということをしっかり考えて頂かないと。こういう事件に使われてしまうので、確実に用途以外は使わないことが大切」(清水潤子さん)
(5月26日15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)
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