マダニから感染… 浜松市で重症熱性血小板減少症候群の患者を確認

浜松市は、マダニから感染したとみられる感染症の患者が確認されたと発表しました。

 浜松市によりますと、5月31日に市内の高齢男性が重症熱性血小板減少症候群と診断され、現在集中治療室で治療を受けています。重症熱性血小板減少症候群はウイルスを持つマダニを介して感染する感染症で、男性は農作業中にマダニにかまれたものとみられています。
 この感染症は2013年から県知事への届け出が義務付けられていますが、浜松市内で確認されたのは初めてで県内では2例目です。
 市によりますと、マダニは春から秋にかけて活動が盛んになり、山や畑に入る際には肌の露出を少なくするなど対策を行うよう呼び掛けています。

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