マスク着用 "個人判断" から1ヵ月…増えてきた"脱マスク"派 一方、意外なマスク肯定派も登場 街の声はどう変わった? (23/04/13 21:10)

マスクの着用が個人の判断になってから1か月が経ちました。

 「脱マスク」へ動き始めた事に街の人はどのように思っているのでしょうか?

 4年ぶりとなった「マスクの着用を求めない」小学校の入学式。

 集まった新1年生を見てみると…マスクをしていない児童の姿が多くみられました。

 保護者:「去年までは『マスクをするように』って話だった。今年は『強制はせず自己判断』でいいと言われた」

 保護者:「なかなかマスクが取れない生活が続いていた。マスクを外してみんなと笑顔になれるような学校生活を過ごしてもらいたい」

 札幌市では、学校現場に向けてマスク着用に関するガイドラインを配布。

 マスクの着用は、児童や保護者、教員を含め個人の判断になりました。

 一方、街の様子は…

 千須和 侑里子 アナウンサー:「大通公園に来ています。マスクをしている方が多いんですが、ちらほらマスクをしていない方もいらっしゃいます。体感的にマスクを外している人は1~2割でしょうか」

 マスク状況によって外す派:「公共交通機関などに乗る時とかは着けている。外を歩く時は大分外すようになった」

 マスク外す派:「4月からは着けない日が多くなった。これまで他のお子さんも(マスクを)してるので、うちだけしないのは、ちょっとマナー的な所が気になり『絶対しよう』と思っていた。そこの義務感が取れて、過ごしやすくなった」
 
 マスクは外さない派:「まだ(コロナが)はやっているし、減ってもいないので、私の中ではまだマスクを着けていたい」

 マスク外す派:「ずっと着けている生活だったら、外す時に裸で歩いているような感じになる。最初の一歩は結構勇気がいる」

 UHBがインターネットで行ったアンケートでは、13日以降、マスクを外している人が18%、外していない人が40%、状況によって外している人が41%という結果に。

 1か月前に行ったものと比べると、マスクを外す人と状況によって外している人が10%アップしました。

 札幌市内のフィットネスジムで1か月たった様子を聞いてみると…

 フィットネス24 円山店 上野 瀬夏さん:「マスクを着けていない方は7~8割。曜日だったり日によっては、全員がマスクを外している状態」

 北海道内で9店舗展開するこちらのジムでは、2月25日からマスクを個人の判断に変更。

 当初は、マスクを外している人は全体の2割程度でしたが、現在は、約8割の利用者がマスクを外してトレーニングに励んでいると言います。

 利用者:「最近は外してトレーニングしている。息がしやすくてトレーニングがはかどる」

 使用者:「最初は皆さんの様子をうかがっていた。僕自身もマスクをしてトレーニングするのがしんどかった。このジムでマスクを外すことに抵抗がなくなって、日常生活からマスクを外している」

 フィットネス24 円山店 上野 瀬夏さん:「活気などの面は戻ってきている。お客様自身の顔や表情がマスクをしていないとすぐに見える。そういった状況の判断とかが今の活気に繋がっている」

 スタッフと近距離で接する事が多い美容室では、マスクを付けているお客さんが多いようです。

 アトリエ ジジ 清都 昌太郎さん:「少しずつマスクを外している人もいるけれど、まだ1割にも満たない」

 こちらの美容室でも、3月13日からマスクの着用をお客さんの任意に変更しました。

 しかし感染予防や、マスクを外すのが恥ずかしいとの理由から、外すことをためらうお客さんも。ただ、それだけではないようです。

 利用者:「すごく気に入ってます。マスクをしだしてからは髪型を冒険ができる。今までは顔が出ているから気を付けていたけど、マスクをしてると冒険できる。楽しいです」

 アトリエ ジジ 清都 昌太郎さん:「マスクを付けている前提でお客様も髪型(の映像)をもってきたり、こちらもマスクをしている前提でカットやカラーをしてる。マスクで顔まわりが隠れている分、顔まわりのヘアアレンジをする人がかなり多くなった。マスクをしている前提で色んな髪形を楽しんでいる」

 マスクが個人の判断になって1か月が経ちましたが、マスクを着けることにメリットを感じている人も。

 マスクについての意識が変わってきているようです。

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