今年一番の暑さで「脱マスク」も 外す時や外さない人にも注意点(2023年4月21日)

 21日も関東や九州で季節外れの暑さとなり、群馬県伊勢崎市でこの日最高の31℃を記録するなど、10カ所で真夏日となりました。強い日差しが降り注ぐなか、街中ではマスクを外す人の姿もみられました。

■今年一番の暑さ「脱マスク」も

 急な暑さで進むと思われるのが“脱マスク”です。政府は、マスクの着用は個人で判断するとしています。若者の街・原宿で聞いてみました。

 10代と20代の会社員:「(マスクの)中が蒸れちゃうんで、室内では着けようと思うが、外では暑くて着けられない」

 でも、気になるのが…。

 10代と20代の会社員:「紫外線は気になる」「日焼け止めは塗る」

 一方、マスクを外さない人は…。

 10代と20代の学生:「東京だからまだ怖い」「感染しやすいから」「マスク荒れみたいになって皮膚科でもらったクリームを塗るようにしている」

 取材中気になったのが、マスクを外していても声を掛けると恥ずかしいからとマスクを着ける人が多かったこと。

 21歳の社会人と学生:「映される時は気にしています。写真を撮る時はマスクを着けます」

 それでは、巣鴨では…。

 60代女性:「(Q.これから暑くなるとマスクを外します?)私は外します。やっぱり去年みたいに暑い夏でも我慢することはないです」

■強い紫外線 外す時に注意点も

 強い日差しが降り注ぐなか、暑さで急にマスクを外す際には注意が必要だといいます。

 銀座ケイスキンクリニック・慶田朋子院長:「マスク着用やステイホームを守っていた人は日に当たるチャンスがなかったが、急に日差しが4月から強くなってきます。マスクを外すと無防備な肌に突然、強い紫外線が当たることになり、日焼けによるトラブルを起こしやすくなる」

 紫外線は4月から強くなってきます。実際に21日の正午の紫外線の分布を見ると、晴れて気温が上がった所では赤色の「非常に強い」所もあって、紫外線が強まっていることが分かります。では、どうすれば良いのでしょうか。

 銀座ケイスキンクリニック・慶田朋子院長:「薄くても良いので、日焼け止めを塗ることが一番有効」

 また、マスクを外さない人もこれからの暑さに油断大敵です。

 銀座ケイスキンクリニック・慶田朋子院長:「暑い時期にマスクをしていると皮膚の温度が高くなり、皮脂量が増えることで、ニキビが出たり、汗をかくことで汗の刺激による肌荒れ、湿疹、汗荒れなどこういうトラブルが起きやすくなる」

 対策としては、時々マスクを外して外気にさらすことで、皮膚の温度を少し下げると良いそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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