北東アフリカ・スーダンで勃発した軍と準軍事組織との戦闘は激しさを増していて、国連によると、これまでに少なくとも270人が死亡しました。また、EU代表大使も自宅で何者かによって暴行され、外国人にも被害が出てきています。
スーダンでは15日以降、軍と準軍事組織「RSF」=即応支援部隊が激しい戦闘を繰り広げていて、WHO=世界保健機関によりますと、これまでに少なくとも270人が死亡、2600人以上が負傷しました。
首都ハルツームでは、双方の部隊による対空砲火が断続的に聞こえているということです。
軍側、RSF側ともに首都ハルツーム内の重要施設を支配していると主張するなど情報が錯そうしていて、イギリスBBCは少なくとも2つの病院が攻撃を受けた可能性があると報じています。
情勢の悪化が懸念されるなか、EUのボレル外交安全保障上級代表はツイッターで、EUの駐スーダン大使が自宅で何者かに暴行されたと明らかにしました。深刻なケガはなかったものの、ボレル氏は「(外交官保護を義務付ける)ウィーン条約に対する重大な違反」と非難しています。
こうしたなか、中東の衛星テレビ局アルジャジーラによりますと、軍の幹部は18日夕方から24時間停戦すると表明。
RSF側も停戦することを発表したということですが、国連によりますと、現地時間午後6時(日本時間19日午前1時)を過ぎても市内で砲撃の音が続いていて、停戦の実現は不透明な情勢です。
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