海外に滞在しているガーシー容疑者が、強制送還される可能性も出てきた。
パスポートなどを製造する国立印刷局に貼り出されたのは、旅券返納命令。
外務省がガーシー容疑者に対し、旅券、パスポートの返納命令を出したことが明らかになった。
ドバイに滞在しているとみられる、元参院議員のガーシーこと東谷義和容疑者(51)。
15日に参議院で除名処分となり、議員の資格を失うと、16日、警視庁はガーシー容疑者と会社経営者の男の逮捕状を取った。
2人は2022年、YouTubeの配信で、俳優の綾野剛さんらを常習的に脅迫したほか、名誉を傷つけるなどした疑いが持たれている。
これまで警察の動きに警戒感を示してきたガーシー容疑者。
元参院議員・ガーシー容疑者(51)「警察の動きがおかしすぎる。日本に帰って俺が無事ですむのか」、「警察の言っていることがよくわからない部分がいっぱいあるから、そりゃビビるでしょ」
3月4日には、パスポートの返納が命じられた場合について...。
元参院議員・ガーシー容疑者「警察からしたら、逃亡のおそれありとしてやるんでしょうけど、不当でしかない。もうそれしかないじゃないですか、パスポートを取り上げようとしたら」
そんなガーシー容疑者に対し、外務省が出した旅券返納命令。
4月13日までに帰国し、返納命令に従わなかった場合、旅券、すなわちパスポートは効力を失う。
そうなると、滞在先の国で不法滞在となり、強制退去処分の対象になる可能性があるという。
しかしガーシー容疑者は、捜査の手を逃れるためなのか、16日に、引っ越しをすることもほのめかしていた。
元参院議員・ガーシー容疑者「きのうの夜のうちにパッキングとか、いろいろ済ませた。あとは荷物運ぶだけ。もうね、引っ越しのプロやで、俺は」
警視庁は今後、警察庁を通じて、ガーシー容疑者を国際手配したうえで、滞在先の政府に身柄の引き渡しを求める方針。
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