8日に迫る「陳謝」を前に、トルコに向かったガーシー議員がSNSで生配信を行いました。日本に帰国するつもりはあるのでしょうか。
NHK党・ガーシー参院議員(51):「めっちゃ優しいよ、皆。どうしても連れていきたいケバブ屋があるって。朝の4時に起こされてケバブ食べさせられました。避難所に行って、買いためた救援物資を配ろうかなと思っています」
滞在先のドバイからトルコに移動し、被災地の中でも被害が大きかった場所へ歩いて向かっているというNHK党のガーシー参院議員。しかし、約束した参院本会議場での「陳謝」は8日に迫っています。出発前のドバイ国際空港では…。
NHK党・ガーシー参院議員:「『お前どうせこのまま日本帰ってこないんだろう』とか『このタイミングで行くんや』とか、別にこのタイミングちゃうからね」
頭髪の色も前日までの茶髪から黒髪に変えました。
NHK党・ガーシー参院議員:「髪の毛も謝罪に行くつもりでちゃんと黒くしました。真っ黒くろすけですよ」
と、帰国の意思を示す一方で…。
NHK党・ガーシー参院議員:「きのう、立花さんとも万が一帰らないという選択肢、もしくは帰れなかった時のことも含めてちゃんと話しました」
二転三転するガーシー議員の発言に参院では…。
自民党幹部:「8日の本会議には来ないんじゃないか。言われて来るなら最初から来ているだろ」
立憲民主党・中堅議員:「帰ってこない感じはするよね。彼の発言を見ていると何かその場しのぎで、戦略的に言っているわけじゃないと思う」
与野党とも、ガーシー議員が「陳謝」に応じることに懐疑的な見方が広がっています。
7月の参院選当選後、一度も登院していないのに国会議員の給与にあたる「歳費」を受け取ることへの批判。これに対し、ガーシー議員が取った策は…。
NHK党・ガーシー参院議員:「僕の歳費はNHK党に預けるつもり。僕はもう給料をもらっていない状況にする。今までもらった1800万円、全部NHK党に返す。国民から言われている文句を一つ一つ消していこうと思っている。これで僕に対して税金泥棒って言うのやめて下さい。税金もらわないから」
1800万円のうち、1500万円くらいは「トルコの被災地に寄付して下さい」と立花孝志党首(55)に伝えたということです。
しかし、複数の著名人から刑事告訴されていることへの対策は、まだ思いついていないようです。
NHK党・ガーシー参院議員:「でも、日本に帰るなら最低限の保障とか作戦を練ってから帰らないと、とてもじゃないけど玉砕だけはしたくないから。その道が見つからない限りは日本に帰るという判断はしない。でも今の段階で言うと、トルコから日本に帰る切符は取っている、押さえている」
とはいえ、「陳謝」しなければ除名となり、国会議員としての職を失う可能性が。
NHK党・ガーシー参院議員:「ガーシー劇場を終わらせていいのかって話になってきている。(陳謝に)行かなかったら多分終わる。俺の中で、劇場は。だからガーシー劇場を継続するためには、日本に帰国するっていう道を選ばないといけないっていうのがある。分かる?」
帰国するのか、しないのか…。まもなく決断のタイムリミットを迎えます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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