緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクト(略称:緊急避妊薬を薬局でプロジェクト)は、2020年6月の立ち上げより、緊急避妊薬のアクセス改善に向けて調査や院内勉強会の開催など政策提言の活動を進めてきました。活動の中で、緊急避妊薬が適切かつ安全に使用できる社会の実現には、より多くの人に緊急避妊薬の適切な情報や当事者の声を届けていく必要があることを痛感してきました。
そこで、緊急避妊薬の周知を目指すクラウドファンディングを「国際ハピネスデー(The International Day of Happiness)」である3月20日から5月10日まで実施します。
本クラウドファンディングを通し、緊急避妊薬や性の健康についての情報が、当事者・周囲の人や、提供者・支援者等、より多くの人たちに行き届き、女性が健康を守るために、安心して、適切かつ安全に、緊急避妊薬にアクセスできる社会の実現を目指します。
イベントでは、前半に本クラウドファンディングの背景や目標を発表。後半では、約1万人の声が集まったウェブアンケート結果をもとに、当事者の目線に立ったアクセスの課題について考えます。
▼クラウドファンディングページ
https://readyfor.jp/projects/kinkyuhinin
▼第3回ウェブ調査「緊急避妊薬 薬局での適切な運用のための1万人ウェブアンケート」
https://kinkyuhinin.jp/reserch3_nandenaino/
■日時:2021年3月20日(土)20時~21時
■形式:YouTubeライブにて配信
https://youtu.be/7aPvUqI-CDs
■参加費:無料
■主催:緊急避妊薬の薬局での入手を実現するプロジェクト(事務局:NPO法人ピルコン)
【登壇者】
遠見才希子
産婦人科専門医。筑波大学大学院ヒューマン・ケア科学専攻社会精神保健学分野博士課程。大学時代より全国の学校で性教育を行う。
染矢明日香
NPO法人ピルコン代表。中絶経験がある当事者で、中高生・若者、保護者向けに性の健康、包括的な性教育の啓発活動を行う。
福田和子
#なんでないのプロジェクト代表。スウェーデンヨーテボリ大学大学院公衆衛生学修士課程。SheDecidesSRHRアクティビスト世界の25人, Women Deliver Young Leader 2020選出。
「緊急避妊薬の薬局での入手を実現するプロジェクト(通称:緊急避妊薬を薬局でプロジェクト)」は、緊急避妊薬のアクセス改善を求める市民の声を届け、意図しない妊娠のリスクを抱えたすべての女性が、安心・安全に緊急避妊にアクセスできる社会の実現を目指すプロジェクトです。
http://kinkyuhinin.jp/
緊急避妊薬(アフターピル)とは:
性交から72時間以内に内服することで高い確率で妊娠を避ける薬。日本では処方箋が必要で、価格も6000円~2万円前後と高額。海外では薬局での販売や無料配布も見られ、そのアクセスの行方が注目される。
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