試合中に動けなくなった大谷晋二郎 意識はあるも「体が動かない」

試合中に動けなくなった大谷晋二郎 意識はあるも「体が動かない」

 ゼロワンの「20周年&21周年記念大会」として開催された「押忍プレミアム興行」(10日、東京・両国国技館)でアクシデントが発生した。

 メインでノア・杉浦貴の持つ世界ヘビー級王座に団体を率いる大谷晋二郎(49)が挑戦。序盤から激しい攻防を展開したが、15分を過ぎたところで杉浦にジャーマンでコーナーのターンバックルにたたきつけられてから全く動けなくなり、レフェリーストップで試合が終了した。

 試合を裁いた笹崎勝己レフェリーは、試合直後の大谷の状況について「意識はありました。声も聞こえていて、今どこにいるかもはっきりわかる状態だった」と説明。しかし「手が動かない」「体が動かない」と訴えており「こちらが手を触っても『感触がない』と言っていました」と、思うように体が動かせない様子だったという。

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