エイリアンの声、呼吸音、粘液音 アナログな手法で生み出す 「スプートニク」音響メイキング映像公開

7月2日にBlu-ray、DVD、デジタル配信にて発売・レンタルが開始される、ロシア発SFサバイバルアクション映画「スプートニク」から、Blu-rayに収録されている映像特典である、音響効果のメイキング映像の一部が公開された。
 
 公開された映像では、「ブレードランナー 2049」「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」の音響効果を手掛けたサウンドデザイナーであるソフィア・マトロソナと制作メンバーが、宇宙から飛来した未知なる生命体の声、呼吸音、粘液音などを、試行錯誤しながら作り上げていく過程が映し出されている。ダクソフォンという世界で演奏家が10人しかいないといわれる珍しい弦楽器や、どこでも手に入るプラスチック製のパイプなどを駆使して、ひずむような独特の鳴き音を再現。また、ポリタンクにさまざまな素材の管を付けて複数の音域による複雑な呼吸音を生み出し、粘土やスライムでエイリアンの粘液の太い音を作り上げるなど、アナログな音作りが収録されている。
 
 「スプートニク」は、エイリアンを生物兵器化しようとした陰謀に巻き込まれた女性医師タチアナを描いた作品。人間を捕食する新種の寄生生物で人間に擬態する能力を持ち、どんな環境下でも死なないエイリアン。タチアナは、エイリアンに寄生された男と人類の命運を賭けた戦いに挑む。タチアナ役を「リリア 4-ever」「ボーン・スプレマシー」のオクサナ・アキンシナが演じている。ロシア映画のSF大作「アトラクション」シリーズのオレグ・マロビチュコとアンドレイ・ゾロタレフが脚本を手がけ、同シリーズで第2班の監督を務めたエゴール・アブラメンコの長編デビュー作となった。
 
【商品情報】 
スプートニク
2021年7月2日(金)Blu-ray&DVD発売・レンタル開始/デジタル配信開始
(C) NMG Studio LLC 2020

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