連続強盗事件の指示役「ルフィ」が京都の事件にも関与した疑いがあることがわかりました。
1月19日に東京都狛江市の住宅で起きた強盗殺人事件。大塩衣与さん(90)が両手首を結束バンドで縛られ、腕の骨を折られた意識不明の状態で見つかり、その後、死亡しました。去年10月以降、全国で相次ぐ強盗や窃盗事件。警視庁などは同一グループによる犯行とみて捜査しています。
捜査で指示役として浮上しているのが「ルフィ」と名乗る人物です。
複数の事件で、通信アプリ・テレグラムでルフィと名乗るアカウントが、実行役に犯行の手順などの指示を出していたということです。テレグラムは時間が経つとメッセージが自動で消される機能もあるなど秘匿性が高いアプリです。警視庁が逮捕した実行役のスマートフォンを解析して明らかにしました。
その後の捜査関係者への取材で、ルフィを名乗る人物はフィリピンに滞在している可能性があり、SNSの闇サイトを通じて強盗グループのメンバーを集めているとみられることが新たにわかりました。
そんな中、去年5月に京都市中京区の貴金属店に男女が押し入り、高級腕時計など約40点・数千万円相当を奪った強盗事件。この事件では、これまでに闇サイトで知り合った男女5人が逮捕されています。捜査関係者によりますと、この事件でも、逮捕された5人のほかに、ルフィと名乗る人物もテレグラム上で事件に関与した疑いがあるとみて関連を調べているということです。
さらに京都市の貴金属店で起きた強盗事件の実行犯の男は、去年5月に大阪市浪速区の路上で現金約100万円が入ったバックを持ったパチンコ店の店員を襲い奪おうとした強盗未遂事件でも逮捕されていることがわかりました。
全国に拡大する指示役のルフィと名乗る人物が関与した事件。警視庁はルフィのアカウント名を使用している人物の特定を進めて犯行グループの行方を追っています。
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