全国で相次いでいる強盗事件の複数の事件で指示を出している疑いがある「ルフィ」と名乗る人物が、フィリピンにある入国管理局の収容所にいる可能性があり、警視庁が関連を調べていることがわかりました。
全国で相次いでいる強盗事件ではSNSで実行役を募り、メンバーを入れ替えながら犯行を繰り返しているグループの存在があるとみられています。
捜査関係者によりますと、強盗事件ですでに逮捕された複数の容疑者の携帯を解析したところ、「ルフィ」と名乗る人物から秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」などで日時や場所などの犯行の指示が出されていたということです。
その後の捜査関係者への取材で、「ルフィ」と名乗る人物がフィリピンにある入管の収容所にいる可能性があり、警視庁が関連を調べていることが新たにわかりました。
この収容所には特殊詐欺に関わった日本人が収容されているということです。
これまで「ルフィ」と名乗る指示役が複数の事件で指示を出していたことがわかっていますが、複数の容疑者への調べの中で「KIM」や「ミツハシ」と名乗る人物から指示を受けたというケースもあったということです。
「ルフィ」と「KIM」「ミツハシ」というアカウントが同一人物なのかなどはわかっていませんが、警視庁などはこれらのアカウントの人物の特定を進めています。
(2023年1月27日放送)
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